それでも好きだから。

移住して以来、ココロの中でずっともやもやとしていたことが
すっと晴れるような、そんな気持ちになった。


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それはまるで、ピントがずれてボケボケになったファインダーのなかの風景に

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さっとフォーカスが合うような、そんな心地よさと似ている気がした。



今回の一件で、海辺で暮らすことの「覚悟」を感じたとおしゃる方がいた。
でも、海の怖さを知っても、嫌いになったわけではないという。


その話をボクは自分に置き換えてみた。


少々大げさかもしれないけれど、生まれた時から海と共にいたように思う。

人に話しても信じてもらえないことの方が多いのだけれど
ボクが覚えている記憶の中で最も古いものは、父親が運転するクルマの後部座席で後ろを振り返り
けん引されている小さなモーターボートを見ている映像で、ある時酔った勢いで父親に聞くと
それはボクが2歳のころだった。

そして、そのボートが実家の前の海に浮かべられて、そのまま沖に連れ出されたことも覚えている。
父親が初めて手に入れた遊び道具の処女航海だった。

そのおかげかどうか、船酔いというものを経験したことがないボクは
以降、子ども時代の多くの時間を海の上で過ごしたし
小学生の頃も放課後のほとんどが海とともにあった。

それ以外にも、何かあれば友達と海に集合してたし
腹が減ったら海に行って食べものを探したし、大きな失恋をしたのも海だった。


でもそれも高校を卒業して実家を離れるまでで
関西→関東と学生から社会人を過ごした場所では
レジャーや趣味で行く海はあっても、生活の中にはなかった。



たぶんボクは“生活の中に海”を求めていたんだと思う。
正確には求めていた、のではなく「帰りたかった」のかも。

移住後、たくさんの人に引っ越してきた理由を聞かれ
答えに窮していた事実。

サーフィンでもなく、知り合いがいたわけでもない。

なんとなく流れ着いちゃって…なんて誤魔化していたけど
でも本当は、暮らしの中に自然と海が入りこんでいる
人生を望んでいたからなんだと思う。


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ただ、この新しいパートナーは外海で、
昔過ごした海とは違う怖い一面も持っている。

あの津波を発生させた海のように、一瞬でボクらを飲み込んでしまうかもしれない。

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でも、毎晩のように暗闇の中で絶えず打ち寄せ、引いていく不穏な音を響かせていても
やっぱり好きなんだ、と。
海のそばで暮すことが好きなんだ、と。
例えそれが大自然のもたらす圧倒的な死、と隣り合わせの生活であっても。



それでいいんだと思ったら、なんだかすっきりした気持ちになった。






あー、なんか支離滅裂。
酔ってるから長文書いちゃった。
寝よう。


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Comment

No title
アラ氏

夜中に飲んでブログをうpするのは
もうよそうと反省してます。。

No title
詩人だね~(笑)
  • 2011/03/24 11:43
  • アラ
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